・・・・・ずっと負け組。
負けを認めて、上を目指す。
人生はそうあるべきだと思うんです。
No. 1になんて、絶対になっちゃいけない。
優れた結果を残しても、No. 1になれたなんて思っちゃいけない。
すぐに負けに行きなさい。
自分より強い人がいるところに、殴り込みに行って負けなさい。、
No. 1になった瞬間から「追われる立場」「守る立場」になるんだから。
追われる立場、守る立場は、非常に弱い。
スポーツをやったことがある人なら、わかるはず。
「少しだけリードしている」
この状況が最も怖い。
絶対に気を抜いちゃいけないし、そう意識していても失点が多いのはその瞬間だ。
だから、ずっと負け組でいなさい。
ずっと負け組でいられる人間は、本当に強い。
僕がいままで見てきた成功者たちは、みんな「まだ負け組」だった。
自分のことを負け組だと思っていた。
まだ負けている(と思っている)、だから攻め続けることができる。
学生時代、バスケ部だったんだけど、練習試合で勝ってるとき、顧問にこんなことを言われた。
「勝って安心してプレーするな、最低30点差をつけろ」
つまりこれは「まだ負けていると思いなさい」「まだ目標は達成していない」ということだ。
・・・・整理しよう。
たった一言で表現するなら「闘うな、目指せ」ということ。
誰かと戦っているうちは、勝ってしまう。
しかし、何かを目指しているとき、いつも僕たちは負けている。
目標を達成すると、また次の目標が自然と湧き出てくる。
勝てど、勝てど、いつも負け組。
負け組だから、攻め続けることができる。
攻め続けるから、勝つことができる。
しかしながら、自認としては「勝てど、勝てど、負け組」でいること。
そのうち、周りから見たら「圧倒的な勝ち組」になれるから。
